患者さんが医療機関を受診する際の予約方法にはいくつか種類があります。医療機関の予約方法として今回は「時間予約」「時間帯予約」「順番予約」の3つを取り上げます。それぞれどのような予約方法で、どの予約方法がクリニックには最適なのでしょうか。
3つの予約方法紹介
時間予約
時間予約とは、10:00などの一時点の時間に対して予約をとる方法です。患者さんはこの時間に来院すると優先的に診察を受けられます。しかし、患者さん一人一人の診察時間には差があり、時間通りに診察できることが少ないです。そのため、予約した時間ちょうどに診察ができるとは限りません。
時間帯予約
時間帯予約は10:00〜10:30などの時間帯に対して予約をとります。1つの時間帯につき5人などの人数制限を設け、この時間帯中に来院した患者さんから順番に診察をしていきます。30分など時間帯で予約をするため、その時間内で待つ場合はありますがそれ以上待つことがありません。そのため、患者さんはある程度の待ち時間を想定して来院できます。
順番予約
順番予約は先着順に番号を取っていき、その番号に従って順番に診察を行います。多くが午前診療と午後診療で番号が分けられています。番号を受けとる時間と診察時間にずれが生じやすく、自分の予定と診察時間のタイミングが合うとは限りません。しかし、順番が近づいていることをメールで知らせるなどの方法で診察時間を通知することができます。そのため患者さんは待合室で待つ必要がなく、診察時間の直前まで車で待機したり、買い物などの用を済ませるために待ち時間を自由に使えます。
クリニックにはどの予約方法が最適なのか
以上3つの予約方法を紹介しましたが、クリニックの規模や診療内容などによって最適な方法は異なります。つまり各クリニックの状況に応じて予約方法をカスタマイズし、最適な方法を構築していく必要があります。ここで例として「時間予約」と「時間帯予約」を併用する場合を紹介します。診察日の前日までを「時間帯予約」で患者さんを受け付けます。診察日当日は予約のキャンセルや当日の診察時間によって空き時間が生まれます。そこで診察日当日は生まれた空き時間の部分に「時間予約」で患者さんを受け入れます。こうしてより多くの患者さんを待ち時間の少ない状態で受け入れられます。Ambiiの予約システムでは時間予約と時間帯予約の併用が可能です。クリニックによって最適な予約方法は異なるため、Ambiiがクリニックの状況に応じた予約方法を提案いたします。まずはAmbiiにご相談ください。