WEB問診を行うと、公式LINEの登録者増加につながります。WEB問診と公式LINEがどのようにつながり、つながることによってメリットがあるのでしょうか。
WEB問診と公式LINE登録者のつながり
「WEB問診を行うこと」と「公式LINEの登録者を増やすこと」はどのようにつながっているのでしょうか。患者さんにはまず公式LINEを登録してもらいます。そして公式LINEからWEB問診のサイトにつなげ、問診内容を回答してもらいます。公式LINEを使用せずWEB問診のみを使用する場合、患者さんはWEB問診を記入するサイトに直接つながるQRコードを読み取ります。この場合、問診票を記入するときはその都度QRコードを読み取る必要があります。公式LINEからWEB問診のサイトにつながるようにすることで、患者さんがQRコードを読み取る手間を省き、また自動的に公式LINEの登録者を増やすことにつながるのです。

公式LINEの登録者数を増やすメリット
医療機関の公式LINEを使うことのメリットは何でしょう。それは患者さんの質問事項に対応する時間を削減し作業を効率化できることです。例えば、医療機関では「初診の受付時間は?」や「予約時間から遅れそう」などよくある質問が電話で相談されます。これを公式LINEの自動で返信する機能やホームページのリンクを貼っておく機能を使って対応することで、電話対応にかける時間を削減することができます。
もう一つ重要なメリットとして、患者さんに多くの情報を伝えられることがあげられます。具体的に次のような情報を伝えることができます。
医療機関の混雑状況と混雑予想
どの時間帯が混雑しているのか、混雑すると予想されるのか、を伝えることができます。これにより患者さんにとって待合室で待機する時間を大幅に短縮することにつながります。また、他の患者さんとの接触を減らせるので感染対策にもつながります。
薬の在庫状況
特定の薬の在庫が少なくなっている場合、その薬を必要としている患者さんに対応できなくなります。事前に薬の在庫状況を伝えることで、患者さんが来院日を調整したり、他院の受診を検討するなどの対策ができるようになります。
ワクチン情報
予約や接種の開始時期についてお知らせを流すことができます。WEB問診だけでなく予約システムも併用することで、患者さんが公式LINEでのお知らせを確認してすぐに、予約と問診をそのまま行うこともできます。
診察時間や休診日
年末年始の診察など通常とは異なる診察予定時間や、急な休診日などの情報をすばやく伝えられます。従来では、医療機関に電話をするか、直接医療機関に行き貼り紙を見るしか確認する方法がありませんでしたが、公式LINEを使うことでいつでもどこでも最新の情報を確認できるようになります。
公式LINEとWEB問診を実際に連携させると
実際にある医療機関では公式LINEからWEB問診へアクセスするようにしたところ、2022年1月に70人から2023年3月時点では4000人を超える登録者数となりました。単に公式LINEの友達追加を行うのではなく、WEB問診の記入が目的だったため、患者さんがクリニックの公式LINEアカウントを友だち追加するまでのハードルが低くなったといいます。そして、今後も家でWEB問診を事前に記入しやすくなります。
まとめ
患者さんにWEB問診票を記入してもらうに当たって公式LINEを経由することで、公式LINEの登録者そのものを増やすことにつながります。これにより医療機関と患者の間でより多くの情報が共有できます。公式LINEとWEB問診を併用してみませんか?