手順が多く、コロナ渦でより手間のかかるようになった発熱外来をWEB問診を使って、スムーズに行えるようにしましょう!

コロナ渦の発熱外来

発熱した患者さんが医療機関を受診するとき、診察まで多くの手順を踏まなければなりません。医療機関に電話をして症状を伝え、紙の問診票を記入して駐車場で待機、診察を受けられるというパターンや電話で症状だけでなく紙問診で聞く内容もすべて聞き、診察をするというパターンが多いと思います。これらの方法での問題点は何でしょうか。

電話対応に時間がかかる

電話で詳しく症状を聞くとなると患者さん一人に対して5分以上はかかります。この間、電話対応をする人がするべき他の仕事は進みません。そして一度に対応できる患者さんの人数が限られるため、電話待ちとなる場合もあります。

感染対策が必要

コロナ渦で問診票を車の中で記入することが多くなりました。患者さんに記入してもらった問診票は感染対策のために厳重警戒な服装で看護師が駐車場まで取りに行くことが多いです。また、問診内容に不備がある場合もその都度感染対策を行ったうえで質問をしに行きます。

大きく取り上げられる問題点は以上の2つですが、その他にも小さな面倒が積み重なり時間がかかっていると思います。

WEB問診を使用すると

WEB問診を使用するとどのようなことができるようになるのでしょうか。

電話対応の時間を減らすことができる

WEB問診を使用すると患者さんからの電話に対して、WEB問診の記入を促すのみで電話や紙で質問していた問診内容を質問しなくて良くなります。それによって、患者一人にかける電話の時間を減らすことができ、電話対応にかけていた時間を他の仕事に充てることができます。一人一人の対応時間が短縮されるということは、電話回線の混雑を大幅に減らすこともできます。

感染対策をすることができる

問診票をネット上で回収するため発熱した患者が触れるものが減り、感染対策を行うことができます。紙の問診票に触れることがなくなるだけでなく、保険証などもWEB問診の中で写真を添付することで提出することができます。もちろん紙の問診票を回収していた時間も削減されます。

その他にも、患者さんが来院する前に事前に情報を得ることができるなどのメリットがあります。実際にWEB問診を使用したところ、1時間あたりに対応できる患者数が増加しました。

発熱外来の対応をWEB問診でスムーズにしましょう!

発熱外来ではより厳重な感染対策を行ったり多くの手順を踏む必要があり、コロナ渦でより手間のかかるものとなりました。WEB問診によってその手順を短い時間でスムーズに行うことができ、発熱外来を受診する患者さん以外も待たせずに受け入れることができます。まずは発熱外来の問診のみWEB問診を導入し、効果を感じてからその他の診療にもWEB問診を導入していく医療機関もあります。発熱外来の対応をWEB問診でスムーズにしましょう!